講師紹介Yoshiko Dobuchi  土淵淑子

5歳よりピアノを始める。

中学生の頃、ピアニストの柳川守先生のリサイタルを聴き、全てを包み込むようでいながら、心のひだ一つ一つに沁み入るような音に深く感銘を受ける。

国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻にて、柳川守先生に師事する。

卒業後、伊藤楽器ヤマハ音楽教室にて指導を始める。

また、柳川先生のもとやザルツブルグモーツァルテウム音楽院夏季国際音楽アカデミー(オーストリア)、クールシュベール夏季国際音楽アカデミー(フランス)などに参加、研鑽をつむ。 

結婚出産後、自身の子供たちのピアノレッスンを同門の先輩である新間有里子先生にみて頂くことになり、こんなレッスンだったら子供たちは楽しくしっかりと力がついていくだろうなと感じたことをきっかけに、子供たちが夢中になって遊んでいるうちに必要な力が身についていくようなレッスンを目指し日々試行錯誤しています。

私は、子供の頃から ピアノのレッスンの他にソルフェージュのレッスンを受けていたのですが、それがうまくピアノの演奏に結びつかず、とても遠回りをしてきたように感じています。

この経験から、読む、聴く、書く、呼吸、感覚、和音の知識等を、少しずつ最初の段階からごく自然に身につけ、演奏力を高めていく今のレッスンスタイルになってきました。

楽譜に込められた思いを感じとり、その感動を表現できるよう私自身も勉強を続けていますが、そこで得た毎日のささやかな発見は日々の喜びでもあります。